二酸化炭素濃度, 濃度計・測定
注意すべき点が3つあります。
(1)測定方式にNDIR方式が採用された製品か
二酸化炭素濃度計を利用して濃度測定を行う理由は、「正しい濃度が知る」ためです。NDIR方式は、他の二酸化炭素濃度測定方式と比べて、測定値の正確性に優れているため、正確な測定を行いたい場合はNDIR方式の濃度計を利用しましょう。
(2)暖機運転が行える製品か
暖機運転は、測定開始前に一定時間ウォームアップ運転を行うことで、測定値の正確性を高めるための仕組みです。暖機運転を搭載していない製品は、電源を入れるとすぐに測定が開始されるため、測定値の正確性が劣ります。検討している製品は暖機運転を行うかどうかを確認しましょう。
(3)メーカー直販、またはメーカー正規代理店からの購入か
二酸化炭素濃度計は、メーカーから直接購入するか、メーカーの正規販売店から購入すべきです。
二酸化炭素濃度計の販売企業の中には、「製品を販売しているが製品知識がない」「複雑な商流や輸入卸からの仕入れなどで、問題が発生してもメーカーに直接問い合わるルートがない」企業が多数あります。
こうした企業から製品を購入した場合、問題が発生しても「的はずれな回答が繰り返される」「何が問題かを調べずうやむやにされる」ことがあり、結果、「問題が解決されず放置されてしまう」ケースがあるためです。
メーカーについては、以下が具体的な確認方法です。