新型コロナウイルス対策でなぜ二酸化炭素濃度が注目されているのか

新型コロナウイルス対策の「換気を行う目安」に、二酸化炭素濃度を利用できるためです。

現在、空気中に新型コロナウイルスがあるかどうかを測定する「市販の新型コロナウイルス測定器」は存在しません。 このため、換気を行い「新型コロナウイルスが含まれているかも知れない空気」を頻繁に外に出すことで、まん延防止を目指しています。

 

二酸化炭素濃度は、人が多くいる屋内で上昇するため、「人が多い、人の密度が高い、換気ができていない」指標として使えます。

 

具体的には、二酸化炭素濃度は1000ppm以下にすべきとされています。 現在の二酸化炭素濃度を知ることで、換気を行うタイミングが分かります。その後、換気を行うことで、結果として新型コロナウイルスのまん延防止につながります。